Special
特集
Special

心の働きと密接な関係がある不眠を解消へ

夜ぐっすり眠ることは、健康の基本ですが、途中で何度も目が覚める、早く目が覚めてからその後眠れなくなる、といった不眠症に悩まれている方が、近年増えてきていると言われています。不眠の原因は様々ですが、原因がはっきりしていない場合は意外に厄介です。こうした心のケアに適しているのが漢方薬です。

AdobeStock_45411061

女性が抱えるデリケートな悩みも漢方でケア

妊娠、出産という重大な役割を担う女性にとって、生理は健康状態の影響が大きく現れる、非常にデリケートな体の仕組みと言われます。不妊にはホルモンバランス、子宮内膜の血流、ストレスなど様々な原因があります。それらをカウンセリングによって導き出し、適切な漢方を処方し、体の不調を整えることが最も大事であると考えます。 生理痛は女性なら皆ほぼ経験することですが、対処の仕方が分からず、鎮痛剤を飲む等の一過性の対処ですませている女性が多いのが現状です。漢方薬の「宝宮泉」や「療方調血顆粒」などで改善へと導いています。

棚の薬を手に取る女性スタッフ

色々な要因がある頻尿を解消してすっきりと

尿の回数が多く不快に感じる頻尿は、日常生活に支障をきたす他、何かの疾患が原因で起きている可能性があります。頻尿の原因となる疾患は、膀胱炎や糖尿病、子宮筋腫などが挙げられます。原因が疾患以外に、生活習慣や状況にも起因している場合があり、水分の摂りすぎや加齢に伴う機能の低下も原因の一つです。漢方的には、貯蔵・排泄の調節は腎の陽気により行われているとされており、腎に対する処置がよく用いられます。「猪苓湯」の漢方薬は、排尿異常の傾向がある方に推奨しており、その他排尿痛やむくみなどにも効果が期待できます。

生薬や漢方薬をよく知らない方へも、丁寧に理解しやすく説明いたします。漢方で不眠は「心(しん)」の病気と考えています。心とは心臓だけでなく、精神活動や意識など、大脳系の働きも含まれる概念です。不眠は心の働きと密接な関係があると言われ、心に十分な栄養が行き渡っている時には問題ありませんが、何らかの原因で心に栄養が行き届かなくなると、不安感や不眠症などの症状が出ます。精神的に不安感や動機、また驚きやすい方の「不眠症」に提案している「柴胡加龍骨牡蛎湯」の漢方は飲みやすいと定評があります。